ここでは太り気味のトイプードルにおすすめのダイエット方法についてまとめています。
“健康的に痩せる”ことに重点を置いて、見ていきたいと思います。
それでは今日もトイくんと一緒に学んでいきましょう!
トイくんはお友達に太り気味の子はいるかな?
えっとねー、プーくんはプクプクだよ!
じゃあ、プーくんにも今日のダイエットの話は教えてあげないとね!
うん!教えてあげるー!
トイプードルのダイエットで大切なこと
ワンちゃんにダイエットをさせる前に、必ず知っておかなければいけないこともあります。
それは、軽い気持ちでダイエットをさせると、愛犬の健康を害してしまうということです。
理想のダイエット方法と“できる”ダイエット方法
犬のダイエットの話題でいつも挙がるのは
- 運動量を増やす
- 食べる量を減らす
といった2つの方法です。
別の言い方をすれば、消費カロリーを増やして、摂取カロリーを減らすという方法ですね。
今では多くのサイトに、こうした2つの方法でダイエットさせよう!と書いてあると思います。
しかし、ダイエットに成功した飼い主さんの声や獣医さんの話を聞いていると、実際はそこまで大変なことをしていないんですね(^^;
それに、ワンちゃんに負担をかけずに痩せる方法だってあるんです。
過度な運動は犬の負担になる
ヒトと違って、犬は走ることに適した体の構造になっています。
つまり、ちょっと走ったくらいでは大してエネルギーも消費できないということです。
だからといって、ダイエットに効果があるほど負荷の大きい運動をすることもできませんよね。
関節や心肺機能への負担が大きくなって、痩せる前に体のどこかを壊してしまうことになります。
イヌが運動で積極的にカロリーを消費するのは難しいので、肥満犬は小走りの軽い散歩を長めに行う程度にしたほうがいいでしょう。
運動不足で体が衰えないように・・・くらいのつもりで散歩させてください。くどいようですが、運動はダイエットのサポートであって、主軸ではありません。
参考文献: ウスキ動物病院院長 臼杵 新(著) 「イヌを長生きさせる50の秘訣」
私が疑問に感じていたことに対して、解答してくれたのがまさにコレです。
毎日のお散歩のような“適度な運動”はダイエットにも必要ですが、必要以上の運動はかえって負担になる。
だから、“運動量を増やす”というのはひとまず置いておいて、食事を中心にダイエットさせたほうが良いと思うんですね^^
「体重は減ったけど、関節炎になってしまった」
といったケースも実際に耳にしたことがあるので、運動はほどほどにしておくのがオススメです。
まずは、健康的なダイエットには運動よりも食事のほうが大切だということは意識しておきたいポイントです^^
⇒ トイプードルのダイエットにオススメ!低カロリーの100%無添加ドッグフード
先生、プーくんってすぐヘトヘトになるんだよー
太っていると、それだけ運動するのも疲れちゃうんだよ。なるべく負担にならないように、痩せさせてあげたいね!
トイプードルのダイエット方法
ここからは具体的なダイエット方法について見ていきましょう。
まずは“目標体重を決める”のがオススメです。
目標があれば、それだけダイエットの励みにもなると思いますよ^^
目標体重の決め方
ダイエットの際には、ボディコンディションスコア(BCS)を目安に、目標体重を決めるのが一般的です。
太り気味の子は、上の図のBCS4かBCS5に該当するはずです。
- BCS4なら現在の体重の10~15%減
- BCS5なら現在の体重の20~30%減
を目標に、まずはダイエットを始めてみましょう^^
関連記事: トイプードルの理想体重は?肥満or痩せ気味をチェック
毎日のお散歩+αで痩せよう
先ほども書いたように、過度な運動はワンちゃんにとって負担になります。
とはいえ、ダイエットのためには消費カロリーを増やすことも大切です。
そこで、普段の散歩と合わせて、日課にボール遊びなどを取り入れてみましょう。
散歩の間に軽めのジョギングを挟むのも良いと思います^^
ほんの少しでも+αの運動を付け足してあげると、ダイエットのスピードも加速します。
ワンちゃん自身がダイエットを楽しむという意味でも、ボール遊びやジョギングはオススメです!
ここからはダイエットの基本となる“食事”のお話だよ
食べる量を少なくするって言ってたヤツー?
うん!だけど、もっと大切なこともあるんだよ!
食べる量を減らして痩せよう
最もダイエットの効果が見込めるのは、“食べる量を減らす”ことです。
しかし、ただ単に減らせばいいというわけではありません。
これだけは注意しよう!
食べる量を減らせば、摂取するカロリーも減るという原理は分かりますよね。
ただし、それと同時に体内に取り込まれる栄養も減るということは忘れてはいけません。
実際に、トイプードルのダイエットに試みた飼い主さんのなかには、
「体重は減ったけど、栄養失調になってしまった」
という方もおられます。
健康的に痩せるためには、“必要な栄養素を摂りながら、食べる量を減らす”ことが大切になってきます。
これは余談ですが・・・
「ダイエットに失敗した!」という飼い主さんの声って、あまり見かけませんよね?
それもそのはずで、失敗=飼い主さんの恥みたいな部分もあるので、誰しも言いたくないことです。
「○○をしてダイエットさせることに成功しました!」
という声はよく見かけますが、その裏では失敗している方もたくさんいるはずなんです。
例えば・・・私です。
恥ずかしながら、先代の愛犬の肥満が気になっていた私は、ネットの情報を鵜呑みにして、何も考えずに食べる量を減らしたんですね。
そうすると、体重は落ちたけど毛がボサボサになってしまったんです。
今でも後悔していますし、“必要な栄養素を摂りながら、食べる量を減らす”という大切さは肌で感じている次第であります。
(とんだコーヒーブレイクでごめんなさいっ!)
健康的に痩せるためのドッグフード
必要な栄養素を摂りながら、食べる量を減らすためにはどうすればいいのか?
最も確実な方法は、ダイエット用のドッグフードに変えることです。
低カロリーのダイエット用のドッグフードなら、食べる量もそこまで減らさずに、栄養を取りながら痩せられます。
ただし、「ダイエット用」と書かれたドッグフードなら、何でもいいというわけではありません。
いくら低カロリーでも、粗悪な原材料を使用しているものなら、また別の問題につながりかねません。
(実際、カロリーはすごく低いけど、人口添加物がたっぷり使われているフードも少なくありません)
そのため、ドッグフードを選ぶ際には
- お肉メイン(穀物メインではない)
- 100%無添加
- ヒューマングレード
といった最低条件を満たしたものから、ダイエット用のものを選ぶのがオススメです^^
⇒ トイプードルのダイエットにオススメのドッグフードはコチラ
まとめ
お疲れさま!今日の内容は分かったかな?
運動よりも食事が大事なんだねー。勉強になったー!
ドッグフード1つで肥満を解決できることも多いんだよ!とにかく健康的にダイエットをすることが大切だね
肥満は、糖尿病や心臓病を始め、さまざまな病気につながります。
見た目に変化はなくても、ワンちゃんの体の中でも刻々と悪化している可能性もあります。
ドッグフードの効果が現れるのにも最低1か月はかかるため、できるだけ早く対処してあげましょう^^
今では「ダイエット用」と書かれたドッグフードもたくさんあります。
どれが良いのかわからないという方は、以下の記事も是非ご覧ください^^
⇒ トイプードルのダイエットにオススメのドッグフードはコチラ