ここではトイプードルのガン予防について紹介しています。
日頃から私たちにできることもたくさんあるので、是非参考にしてみてください^^
それでは今日もトイくんと一緒に学んでいきましょう!
トイくん、ガンの原因は覚えているかな?
えーっと・・・忘れたぁ~☆
それじゃあ、まずはおさらいから始めようね
ガンの主な原因
- 遺伝的要因
- 老化によるもの
- 化学物質(ドッグフードの添加物)
- ストレスによるもの
すでにご存知かと思いますが、残念ながらガンを完全に予防することはできません。
こうした原因のなかでも、遺伝や老化によるガンはどうしようもありませんよね。
しかし、ドッグフードの添加物やストレスによるものであれば、我々の手で防ぐこともできます。
ガンに関係していると言われる「紫外線」や「肥満」も、気を配ることで防げるものです。
手の及ぶ要因を取り除いてあげるだけでも、ガンのリスクは軽減することができる
このことを踏まえて、さっそくガンの予防法について見ていきましょう^^
ガンを予防する3つの対策
ここで紹介する予防法は3つあります。
まずは毎日口にするドッグフードについてです。ドッグフードは愛犬の健康を最も左右する部分なので、ここは特に気を配りたいところです。
次に、ガン予防に効果のある果物を紹介します。
もちろん安全なドッグフードありきですが、ガン予防に効果があると言われている果物もたくさんあるんですね^^
そして最後はストレスについて見ていきます。
ヒトの場合も同じですが、ストレスは免疫力に直結しています。ストレスのない生活を送ることは、ガン予防にも必ず役に立つはずです^^
ドッグフードによるガン予防
市販のフードのなかには、発ガン性物質といわれる危険な添加物を含んだものもたくさんあります。
こうした添加物とガンの関係はすでに明らかになっており、
「犬のガンの40~50%は食品添加物によるものだ」
という学者さんもいるほどです。
(※疫病学者 リチャード・ドール博士の報告)
こんな添加物は絶対に避けよう!
- エトキシキン、BHA、BHT(酸化防止剤)
- 赤色○○号、青色○○号(着色料)
- ソルビトール、コーンシロップ、ビートパルプ(甘味料)
- プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、没食子酸プロピル(保存料)
こうした添加物のなかには、発ガン性が認められているものや、マウスを使った実験で臓器異常が見られたものあります。
当然ワンちゃんにとっても良いはずがないので、こうした添加物を含むドッグフードは避けるようにしましょう。
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先生~!なんで危ないものをわざわざ使っているの?
すごく良い質問だね・・・でも、トイくんとは直接関係のないことだから、ドッグフードを食べて待っててね!
わーい!お腹ぺこぺこー!!
人口添加物が使用される理由
トイくんにもご退席願いましたが・・・これはワンちゃんには絶対に聞かせられないお話です。
なぜかというと、人口添加物を使用する理由は“すべて人間の都合”だからです。
恥ずかしい話、私自身も発ガン性物質を含んだドッグフードを食べさせていた時期があります。
(もちろん今ではすごく後悔しています)
穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、パン粉、コーングルテンフィード、フスマ等)、肉類(チキンミール、ビーフミール、チキンエキス、ササミパウダー等)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂)、魚介類(フィッシュミール、乾燥小魚)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、脱脂大豆、ビール酵母、チーズパウダー、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、ナトリウム、リン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
(↑私が価格だけで選んでいた“愛〇元気”の原材料です)
人口添加物が使用される理由というのは、往々にして以下のようなものです。
- フードを色鮮やかに見せるため
- 匂いを強くして食いつきを良くするため
- 賞味期限を延ばして、長持ちさせるため
- かさ増しをして、安く販売するため
こうした理由を見てみると、確かに値段が気になる飼い主さんには有り難いことかもしれません。
ワンちゃんが喜んで食べる姿を見るのは、飼い主にとっても嬉しいことです。
しかし・・・これらの理由はいずれも、愛犬の健康には一切関係のないことですよね?健康の“け”の字すら見当たりません。
「本当に愛犬を長生きさせたい!ガンになってほしくない!」
こう考えたときには、やはり人口添加物を含んでいないドッグフードに限ります。
100%無添加のドッグフードなら、少なくとも発ガン性物質によるガンのリスクはゼロにできます!
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トイくんは果物が好きかな?
だいすきー!全部すきっ!
実はガン予防に良いとされている果物もいくつかあるんだよ!
ガン予防につながる果物(フルーツ)
桃(もも)
桃に含まれるカテキンには抗がん作用があります。
カテキンは緑茶だけではなく、実は桃にもいっぱい含まれているんですね^^
- 種やわたは取り除く
- 食べやすいサイズに切ってあげる
- まずは少量から(アレルギーに注意)
上記の注意点を守ったうえで、1日10~20g(桃1個の1/16~1/8)を限度に与えるようにしましょう。
スイカ
スイカにはトマトの約1.5倍のリコピンが含まれています。
リコピンにはアンチエイジング効果があるため、ガンを抑えるためにも一役買ってくれます^^
- 種や皮は取り除く
- 1日約30g(大さじ2杯ほど)
- まずは少量から(アレルギーに注意)
※もちろんトマトでもOKです
いちご
いちごは数あるフルーツのなかでも7番目にビタミンCを多く含みます。
今ではガン治療として「高濃度ビタミンC点滴療法※」というのも注目されているため、ビタミンCをたっぷり摂れるイチゴもオススメです^^
※水野動物病院HPを参照
ヘタは必ず取り除き、1日1/2粒程度を限度に与えるようにしてください!
バナナ
バナナにもガン予防に関する実験報告がいくつか寄せられています。
バナナの成分がどのくらいがん細胞を抑制するかが調べられました。
この実験では腹腔内にがん細胞を移植したマウスを2群に分け、一方にはエサと水だけを与え、もう一方にはエサと水に加え、7、9、12、16、20日目にバナナジュースを注射し、65日間観察を続けました。
その結果、エサと水だけのマウスは全て死亡しましたが、バナナジュースを注射したマウスは10匹中3匹が完治、7匹にはがんの進行を遅らせる効果がみられました。
引用元: バナナ大学(一部抜粋)
現段階ではマウスのみの報告ですが、ガン予防以外に整腸作用などもあるため、バナナも良いかもしれませんね^^
皮は取り除き、1日20g(1/4~1/5本)を目安にしてください。
ストレスを溜めないこともガン予防に!
ヒトの場合と同じように、犬のガンにもストレスが大きく関係していると考えられています。
ストレスを抱えることで体の免疫力も低下し、ガン細胞の増殖を抑えきれなくなると言われているんですね。
犬のストレスの主な原因
- 分離不安(寂しい、お留守番)
- 環境の変化(引っ越し、家族が増えた)
- 恐怖や不安
- 欲求不満(運動不足など)
誰だって愛犬にストレスがかからないようにしたいものです。
しかし、お留守番など、どうしても避けられないこともありますよね。
そこで重要となるのが、毎日のスキンシップです。
大好きな飼い主さんとの楽しい時間を過ごせることは、ワンちゃんにとって何よりのストレス解消になります。
マッサージをしてあげたり、「オスワリ!マテ!」とコミュニケーションを日課にする。
これだけでも、ワンちゃんのストレスは随分と軽くなるはずです^^
文字に起こせばこれだけのことですが、愛犬の長生きの秘訣を飼い主さんに聞くと
「とにかく愛犬と毎日楽しく暮らすこと!」
というった答えが必ずといっていいほど返ってくるものです^^
ガン予防もできることから
今日はガン予防についてお勉強しました
添加物ダメ・・・果物・・・ストレス・・・覚えられなあーい
大丈夫だよ、1つ1つできることからガンを予防していこうね!
かつては不治の病とされたガンも、今ではたくさんの治療法が生まれ、完治するケースさえあります。
もちろんガンを完全に予防することは難しいことですが、
“ガンの原因を取り除いて、発症のリスクを軽減する”
ために我々にできることもたくさんあるんですね^^
毎日のスキンシップと合わせて、まずは人口添加物の含まれていないドッグフードを食べさせてあげること!
1つ1つできることから、一緒に頑張っていきましょうね^^
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