ここではトイプードルが痒がる原因と対処法をまとめています
まずは原因を特定して、それに合った対処法を取ってあげましょう
【最優先】痒がっている箇所をチェックしよう
まずは痒がっている部分の毛をかき分けて、皮膚の状態をチェックしてみてください。
赤みや発疹、フケなど何らかの症状が見られる場合は、
- 皮膚疾患
- アレルギー
の可能性大です。
⇒皮膚に異常が見られる場合はコチラ(下へスクロールします)
また、皮膚に異常が見られない場合は、
- 肌の乾燥
- ストレス
などの生活環境による痒みの可能性大です。
⇒皮膚に異常がない場合はコチラ(下へスクロールします)
まずは患部をチェックして、病気による痒みか、生活環境による痒みかを明らかにするのが大切だよ
なるほど。そうすれば適切な対処法を取ってあげられるんだね
皮膚疾患やアレルギーによる痒み
皮膚に異常が見られる場合は、皮膚病やアレルギーの可能性大です。
皮膚病といってもその種類は無数にあり、なかなか特定することは難しいですが、
- 膿皮症
- ニキビダニ症
- 疥癬
- 脂漏症
などが痒みを伴う代表的な皮膚疾患です。
また、アレルギーも痒みや皮膚の赤みなどの症状が見られます。
ノミ・ダニアレルギーや食物アレルギーなど、トイプードルがなりやすいアレルギーはいくつもあります。
皮膚疾患なのかアレルギーなのかを見抜くためには、病院で診てもらうほかありません。
皮膚に異常がある場合は一度獣医さんに診てもらってくださいね。
今すぐ皮膚疾患とアレルギーを見抜く方法
これはあくまで目安ですが、
- 体の前のほうを痒がる ⇒ アレルギー
- 体の後ろのほうを痒がる ⇒ 皮膚疾患
と推測する方法もあるので、一度チェックしてみてください(参考程度にしてくださいね)
※アレルギーについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください
トイプードルがなりやすいアトピー性皮膚炎の症状と原因、治療法について
肌の乾燥やストレスによる痒み
皮膚に異常が見られない場合は、生活環境による痒みかもしれません。
- 肌の乾燥
- ストレス
といったことが原因で、痒そうにすることはよくあるんですね。
肌の乾燥で痒がる
ヒトの肌と同じで、ワンちゃんの肌も乾燥すると痒みや発疹の原因になります。
対処法は部屋の湿度を60%に保ってあげること!これで肌の乾燥は防げます。
※湿度60%は犬にとって理想の湿度で、ダニの活動が低下する湿度とも言われています
もし、肌の乾燥が痒みの原因なら、湿度を高くしてあげるだけで痒みもスッとなくなるはずですよ。
ストレスで痒がる
実は痒がる原因の中でもストレスは多いんですね(厳密に言うと痒みはなく、痒そうにしている仕草です)
ストレスの代表的な原因は以下の4つ。
- 分離不安(お留守番が長い)
- 環境の変化(引っ越し、家族の増加)
- 恐怖、不安(雷の音、動物病院など)
- 欲求不満(運動不足、スキンシップ不足)
なかなかストレスの原因を特定することは難しく、原因を取り除けないケースも多いと思います。
(お留守番をさせない!というのはさすがに難しいですよね)
そのため、ストレスが溜まらないようこまめにストレスを発散させてあげることが大切です。
最も効果的なストレス発散方法は“スキンシップ”です。
ボール遊びをする、マッサージをしてあげる、オスワリ・オテの指示を出す・・・
なんでもいいので、とにかくワンちゃんとスキンシップを取ってあげる。これ以上のストレス発散方法はありません。
ボール遊び、マッサージ、全部好きです
やっぱりスキンシップが一番のストレス発散法だよね
飼い主さんと一緒なら、なんでも楽しいよ♪
(くっ・・・なんて良い子なんだ!!)
トイプードルが痒がる原因と対処法【まとめ】
- 皮膚に異常アリ ⇒ 皮膚疾患orアレルギーかも
- 皮膚に異常ナシ ⇒ 肌の乾燥orストレスかも
- 部屋の湿度は60%を目安に保とう
- 毎日のスキンシップは欠かさずに!
肌の乾燥やストレスへの対処法は今日からでもさっそく試してあげましょう。
皮膚疾患やアレルギーに関しても、少なからず自宅でできる対処法や予防法はあります。
痒がっているのは何かのサインかもしれないので、じっくり観察して原因を特定してあげてくださいね。
⇒トイプードルがなりやすいアトピー性皮膚炎の症状と原因、治療法について