ここでは、トイプードルの体高とその測り方についてまとめています。
ご自身のワンちゃんと照らし合わせながら、是非参考にしてみてください。
それでは今日もトイくんと一緒に学んでいきましょう!
今日は体高についてのお勉強です!
(タイコウ・・・なんだかおいしそう♪)
今おいしそうだなーって思ったでしょ?
お、お、思ってないですすす!
トイプードルの一般的な体高
トイプードルの体高は24~28cmが一般的とされています。
そもそもプードルという犬種は、この“体高”によってトイプードルやスタンダードプードルに分類されているんですね。
つまり、トイプードルという犬種は、体高が24~28cmのプードルということになります。
参考までに他のプードルの体高も合わせてご覧ください。
区分 | 成犬時の体高 |
スタンダード | 45~60cm |
ミディアム | 38~45cm |
ミニチュア | 28~38cm |
トイ | 24~28cm |
トイプードルの体高の測り方
体高というのは、前足の先から首の付け根までの高さを地面と垂直に測ったものを言います。
ここで注意したいのは、「頭のてっぺんまで」ではなく、「首の付け根まで」という点です。
したがって、体高を測るときには、上のイラストのように愛犬をビシッと立たせて、メジャーでビシッと地面と垂直に測るようにします。
※じっとしていられない子は体高を図るだけでも一苦労ですよね(笑)
体高が28cm以上は病気?
トイくんの体高は・・・30cmです!
ええ!それって、僕はトイプードルじゃないってことおお!?
大丈夫、トイくんはトイプードルだよ
もしかすると、
「うちの子は体高が30cmを超えてるんだけど・・・」
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、心配はいりません。そういった子もトイプードルにはたくさんいます。
以下は、現役の獣医さんに聞いた話です。
トイプードルには足の長い子もいれば、短い子もいる。もっと言えば、後ろ足だけ長くて、背中が斜め(前下がり)になっている子もたくさんいる。
体高はあくまで目安だから、そこまで気にする必要はないよ!
たとえ体高がミニチュアプードルの領域に達していても、トイプードルには変わりないとのことです^^
体高の高い子が気を付けるべきポイント
一般的に、トイプードルは体の構造上、足の関節に負担がかかりやすい犬種と言われています。
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)などもトイプードルによく見られる病気ですよね。
そんなトイプードルのなかでも、体高の高い子はより関節に負担がかかりやすいそうです。
こうした子の場合は、普段から関節に負担のかからないような気配りも重要になってきます。
- 足元を滑りにくい環境にする
- 適度な運動を心がける
- 適正体重を維持する
ツルツルと滑るフローリングの上では、ワンちゃんも踏ん張りをきかせるため、関節にも負担がかかります。
できればマットやカーペットをワンちゃんの活動範囲に敷いてあげるのが理想的です。
また、毎日のお散歩も足腰の筋肉を維持するためには欠かせません。
30分程度の散歩を1日2回、これを目安に毎日連れて行ってあげてくださいね^^
そして、肥満に関しても十分注意しなければいけません。
肥満になればそれだけ関節に負担をかけることになるので、日々の体重管理はしっかりしておきたいところです。
※トイプードルの適正体重は3~4kgと言われていますが、ベストな体重というのはその子によって違うものです。
見た目や触った感じで太り気味か痩せ気味かをチェックする方法もあるので、合わせて以下の記事もご覧ください。
⇒トイプードルの理想体重は?肥満or痩せ気味をチェックする方法
フローリングよりもカーペットのほうが思いっきり遊べるぅ~!
うんうん、毎日のお散歩や関節サポート成分の入ったドッグフードで、足腰の不安もなくなるね!
こうして必要最低限のことだけでも気を使ってあげると、愛犬の関節トラブルも安心ですね^^
トイプードルは老犬になったときに関節のケガが多くなるので、将来のことを考えて“関節サポート成分入りのドッグフード”を食べさせてあげるのも良いと思います!