(※このページは2016年11月10日に更新されました)
「ナチュラルドッグフードは腎臓にやさしいの?」
「腎臓に不安のあるうちの子でも大丈夫?」
この記事はそんな飼い主さんに向けて書いています!
ナチュラルドッグフードが腎臓にやさしい5つの理由をまとめているので、参考にしてみてください
ナチュラルドッグフードが腎臓にやさしい5つの理由
- リン(ミネラル)が控えめ
- タンパク質が控えめ
- オメガ3脂肪酸がたっぷり
- 塩分が控えめ
- 100%無添加
上記の5つの点は、いずれも腎臓にかかる負担が小さくなるポイントです。
一般的なドッグフードにはない特徴なので、以下で1つずつ詳しく見ていきましょう。
腎臓に優しいポイントが5つもあるだと!?
うん、原材料がシンプルなナチュラルドッグフ・・・
ええい!さっさと教えたまえ!
は、はい・・・。
【その1】リン(ミネラル)が控えめ
リンというのは腎臓に負担のかかる代表的な成分です。
それでは、ナチュラルドッグフードに一体どれほどのリンが含まれているのか?
ビタミンやミネラルなどの表記が記載される原材料をまずはチェックしてみましょう。
ナチュラルドッグフードの原材料
生ラム肉(イギリス産)、玄米、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、全粒オーツ麦、亜麻仁、テンサイ、ビール酵母、海藻、ラム精製油
「あれ・・・ビタミンやミネラルの文字が見当たらない。」
「これじゃあ、どれだけ含まれているのかが分からない!」
と困ってしまいますよね(私も最初は困りました)
実は、ナチュラルドッグフードでは3つの天然素材からビタミンやミネラルが摂取できるようになっています。
これが原材料にビタミンやミネラルの表記がない理由なんですね。
3つの天然素材
- 全粒オーツ麦
- 海藻
- 玄米
要するに、リン(ミネラル)やビタミンは含まれているってこと?
そうだね。こうした成分も天然素材から摂れるようになっているんだよ
となると・・・あとはその“量”だね。ほんとうに腎臓にやさしいの?
残念ながら、ビタミンやミネラルの詳しい含有量は記載されていませんでした。
ただし、成分表の粗灰分(ミネラル)の数値をみてみると、決してその量は多くないことが分かります。
ドッグフード名 | 粗灰分 |
カナガン | 9.0%以下 |
ユーカヌバ | 9.7%以下 |
ビタワン | 9.0%以下 |
NDF | 7.0%以下 |
※NDF…ナチュラルドッグフードの略称
むしろ、他のフードと比べて少ないことが分かりますよね。
粗灰分が少ないということは、腎臓に負担のかかるリンの量も少ないと予想できます。
「粗灰分が少ないことで健康上の問題はないの?」
と思われるかもしれませんが、一般的に粗灰分は5~10%が理想的と言われています。
ナチュラルドッグフードはこれを満たしているので、問題ないでしょう^^
なるほど、粗灰分をチェックする方法があったか
他のフードとの差はたった数パーセントだけど、腎臓への負担には大きな差が出てくるはずだよ
腎臓に不安のあるワンちゃんにとっては嬉しいポイントだね
【その2】タンパク質も控えめ
高タンパクの食事も腎臓に大きな負担をかけることになります。
一般的に、良質なフードほどタンパク質がふえる傾向にあるので、ここで悩む飼い主さんも多いかと思います。
実は、ナチュラルドッグフードはタンパク質の量が比較的少ないんですね。
これは他のプレミアムドッグフードとの大きな違いです。
ドッグフード名 | 粗タンパク質 |
カナガン | 33.00% |
ユーカヌバ | 27.00% |
ニュートロ | 26.00% |
NDF | 20.00% |
一般的に「腎臓サポート」とうたったドッグフードのなかには、粗悪な原材料を使用しているものもたくさんあります。
例えば、表記上のタンパク質を少なくするため、穀物でかさ増ししていたり・・・。
ナチュラルドッグフードのように、高品質かつ低タンパクを満たしているドッグフードはそう多くはありません。
「安心・安全で、なおかつ腎臓に優しいフードが良い!」
といった飼い主さんには、ナチュラルドッグフードがピッタリだと思いますよ^^
「タンパク質20.0%って少なすぎでは!?」
それにしても・・・タンパク質20.0%は少なすぎない?
いい質問だね。トイくんは粗タンパク質の“粗”ってなにか分かるかな?
えっとねー、“大体”って意味!
大正解!粗タンパク質というのは、タンパク質以外のアミノ酸や核酸なども含んだ数字なんだよ
つまり・・・どういうこと?
原材料が10種類のみだから、ナチュラルドッグフードには余分なものが含まれていないよね?
うんうん
つまり、タンパク質はほとんど主原料のラム肉に由来するものなんだ
なるほど!
しかも消化吸収率が高いから、実際は栄養もたっぷり摂れるんだよ!
※この点に関しては、獣医さんから以下のような見解をいただきました
10種類の原材料だけで栄養バランスを保てるということは、1つ1つの食材がしっかり吸収されているという証拠。
タンパク質もほとんどがラム肉に由来するものだから、実際の数字以上に栄養になっている。
- 穀物メインのロイヤルカナン(タンパク質28.0%)
- ラム肉メインのナチュラルドッグフード(20.0%)
栄養価が高いのは、当然ナチュラルドッグフードだということ。
分かりやすい!さすがは獣医さん。先生とは大違いだね
悪かったね。まぁ、先生もこれには納得しちゃったよ
【その3】オメガ3脂肪酸がたっぷり
ナチュラルドッグフードには、オメガ3脂肪酸もたっぷり含まれています。
オメガ3脂肪酸には以下のような働きがあります。
- 血液をサラサラする
- 血管に柔軟性を与え、高血圧を改善する
こうしたオメガ3脂肪酸の働きによって、結果的に腎臓への負担も軽くなるんですね。
オメガ3脂肪酸・・・なんかカッコイイ!
腎臓を助けてくれるだけではなく、毛並みも良くしてくれるんだよ
なんと!それも嬉しいポイントだね!
【その4】塩分が控えめ
塩分の摂りすぎは、腎臓に最も大きな負担をかけます。
市販のドッグフードには、
- 塩分を人工的に添加している
- 原材料の種類が多く、塩分過多になっている
というような製品もあります。
この点、ナチュラルドッグフードの原材料はたったの10種類のみです。
人工的な化学物質も含まれていないので、塩分は10種類の自然の素材に含まれる量だけです。
これには気がつかなかったなぁ
原材料を厳選していることで、塩分も相対的にガクッと減るんだね
そんなに塩分って腎臓に負担がかかるの?
塩分を控えるだけでも、腎臓の働きは何倍も良くなると言われているんだよ
・・・獣医さんに聞いたヤツをそのまま話してるでしょ?
・・・最後に5つ目のメリットを見ていきましょう
【その5】100%無添加
ドッグフードに含まれる添加物も腎臓に大きな負担をかけます。
以下、知り合いの獣医さんによるお話です。
添加物などの害のあるものに対しては、犬の体も自然と拒絶反応を起こし、必死に体外に排出しようとする。
その時に腎臓のフィルターも排除しようとフル稼働するから、腎臓にも大きな負担がかかるんだよ。
この点、ナチュラルドッグフードは100%無添加です。
酸化防止剤でさえ、天然のハーブを使用しているというこだわりも見られます。
今あなたが与えているドッグフードに、
- 酸化防止剤
- 保存料
- 着色料
といった添加物や、よく分からないカタカナの原材料はありませんか?
もしそうなら、実はワンちゃんの腎臓に大きな負担がかかっているかもしれませんよ。
100%無添加のナチュラルドッグフードなら、少なくとも添加物による腎臓への負担はゼロになるので、この点でもオススメできるんですね^^
まとめ
- リン(ミネラル)が控えめ
- タンパク質が控えめ
- オメガ3脂肪酸がたっぷり
- 塩分が控えめ
- 100%無添加
いかがだったでしょうか?
このようにナチュラルドッグフードには腎臓にやさしいポイントがたくさんあります。
また、腎臓にやさしいだけでなく、栄養もしっかり摂れるというのが他のフードと大きく異なる点です。
値段は決して安くありませんが、
「腎臓に負担のかからないドッグフードが欲しい!」
「少しでも長生きさせてあげたい!」
というワンちゃん想いの飼い主さんは、是非一度試してみてはいかがでしょうか^^
今回はここまで!どうだったかな?
すごく分かりやすかったです!獣医さんのお話が!
(悪意しか感じないよ・・・)
でも、ナチュラルドッグフードは腎臓に優しいことも分かったし、先生もよく頑張ったよ!
あ、ありがとう(なんか悔しいー!)
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