ndfナチュラルドッグフードとニュートロ(ナチュラルチョイス)の違いを徹底比較!

(※この記事は2016年11月14日に更新されました)

 

「ナチュラルドッグフードとニュートロの違いが分からない!」

「うちの子にはどっちがピッタリなの?」

 

そんな飼い主さんに向けて、この記事では

  • ndfナチュラルドッグフード
  • ニュートロ(ナチュラルチョイス)

の2つを徹底比較しています。

それでは今日も“トイくん”と一緒に見ていきましょう^^

 

 

トイくんトイくん

先生、今日もよろしくー

犬飼先生犬飼先生

よろしくお願いします。今日も本音でズバズバいくよ!

※ニュートロには複数のシリーズがありますが、今回は「ナチュラルチョイス(超小型犬・成犬用)」を対象とします

 

ndfとナチュラルチョイスの3つの違い

“ナチュラル”という名前がついていることもあり、いずれも自然の食材を使用した安全なドッグフードです。

しかし、細かくチェックしてみると、それぞれには大きな違いが見られます。

是非、うちの子を想像しながら読み進めていただければと思います^^

 

原材料を徹底比較!

ndfナチュラルドッグフード ナチュラルチョイス
生ラム肉(イギリス産)55%以上、玄米18%以上、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、全粒オーツ麦、亜麻仁、テンサイ、ビール酵母、海藻、ラム精製油 チキン生肉、乾燥チキン、玄米、オートミール、粗挽き米、米糠、エンドウタンパク、鶏脂*、ビートパルプ、タンパク加水分解物、ひまわり油*、大豆油*、マリーゴールドミール、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、イノシトール、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、緑茶抽出物、スペアミント抽出物

 

まずは主原料に大きな違いが見られます。

  • ndfナチュラルドッグフード ⇒ 生ラム肉55%
  • ナチュラルチョイス ⇒ チキン生肉、乾燥チキン

 

どちらも良質なお肉をメインとしているので、犬に必要な動物性タンパク質は十分に摂れます。

 

ただし、優劣をつけるのであれば、ndfナチュラルドッグフードのほうが一歩リードしています。

というのも、ナチュラルチョイスには“ビートパルプ”が含まれているからです。

 

ビートパルプはサトウダイコンの絞りカスで、かさ増しのエースとして知られています。

栄養的価値も少なく、低品質のドッグフードによく見られる原材料なんですね。

 

また、ndfはお肉の割合を明記しているのに対し、ナチュラルチョイスは不明です。

こうした部分は“ドッグフードの信頼感”にも関わってきますよね。

 

主原料のラム肉とチキンの違い

犬の食餌性アレルギー反応の統計データ

参照:ルートヴィヒ・マクシミリアン大学「食事性アレルギー皮膚反応」(2015)

 

一般的には、チキンよりもラム肉のほうがアレルギーになりにくいと言われています。

“低アレルゲンの王道”と言われるだけあってndfがラム肉をメインにしている点には強いこだわりを感じますよね。

 

原材料の少なさからもアレルギーへの配慮が見られるので、

「うちの子はアレルギーを持っている」

「肌トラブルが多く、よく痒そうにしている」

といったワンちゃんには、ndfナチュラルドッグフードのほうがピッタリだと思います^^

 

※ただし、ラム肉はチキンよりも高価です。後ほど詳しく見ていきますが、これはドッグフードの価格にも影響してきます。

 

 

トイくんトイくん

原材料ではndfが一歩リードしているんだね

犬飼先生犬飼先生

アレルギーになりにくいというメリットもハッキリしているからね

トイくんトイくん

ニュートロがビートパルプを使用しているのも大きいと?

犬飼先生犬飼先生

先生はビートパルプにあんまり良いイメージがないんだ。ウンチを無理やり固める性質もあるし・・・

トイくんトイくん

むむ、それは聞き捨てなりませんな

 

成分値を徹底比較!

成分 NDF ナチュラルチョイス
粗タンパク質 20.0% 25.0%
粗脂肪 12.5% 16.0%
粗繊維 6.0% 5.0%
粗灰分 7.0% 10.0%
水分 8.0% 10.0%
カロリー 339kcal 370kcal

粗タンパク質について

犬にとって最も必要なタンパク質は、ナチュラルチョイスのほうが多いことが分かります。

 

ただし、粗タンパク質の“粗”というのは大体という意味で、タンパク質以外の成分も含まれます。

そのため、原材料の少ないndfの粗タンパク質が少なくなるのは当然のことです。

 

しかし、ndfのタンパク質は決して多いとは言えません。

そのため、子犬~成長期のワンちゃんにはナチュラルチョイスのほうが良いかもしれませんね。

 

脂質とカロリーについて

粗脂肪とカロリーにも大きな違いが見られます。

  • ndfナチュラルドッグフード ⇒ 339kcal
  • ナチュラルチョイス ⇒ 370kcal

 

決してナチュラルチョイスのカロリーが高いわけではありませんが、太りにくいのはndfです。

  • 肥満気味のワンちゃん
  • 太りやすいワンちゃん

の場合は、ndfのほうが今後も安心して食べられると思います。

 

ちなみにこれは余談ですが、「太ったときだけndfを食べさせている」という飼い主さんもおられるそうですよ^^

※ndfは与える量を減らせばダイエット用としても使えます。この使い勝手の良さも嬉しいポイントですよね!

⇒ナチュラルドッグフード公式サイトはコチラ

 

 

トイくんトイくん

成長期のワンちゃんにはナチュラルチョイスのほうがオススメと・・・

犬飼先生犬飼先生

ndfも栄養はしっかり摂れるけど、カロリーが低いからちょっと物足りないかもね

トイくんトイくん

でも、低脂肪・低カロリーもすごく魅力的だなぁ

犬飼先生犬飼先生

肥満のワンちゃんはもちろん、シニア犬にもピッタリだと思うよ

 

価格を徹底比較!

項目 NDF ナチュラルチョイス
販売価格 3960円(2kg) 2550円(2kg)
1kgあたりの価格 1980円 1225円
1日の食事代 約118円 約86円

※1日の食事代は成犬3kgの場合

 

値段を比べてみると、ナチュラルチョイスのほうが安いことが分かります。

お肉メインで危険な添加物ナシのドッグフードでは、かなりコスパが良いほうだと思います。

 

ただし、ndfとの値段の差は“原材料の差”と捉えることもできます。

販売価格(2kg)の差は1400円以上なのに、1日あたりの差はたったの約30円です。

 

コストパフォーマンスが良いのは明らかにndfですよね。両者における栄養価の差はハッキリ表れています。

 

 

トイくんトイくん

ナチュラルチョイスはお手頃だね

犬飼先生犬飼先生

品質と価格のバランスはすごく良いと思うよ!

トイくんトイくん

でも、ndfのほうがやっぱり良いドッグフードに思えます

犬飼先生犬飼先生

ビートパルプのかさ増しや、チキンとラム肉の差も考えるとそうなるよね

 

ちなみに、ワタシの周りのワン友に聞いたところ、

「1日30円くらいの差なら、メリットの多いndfを選ぶ!」

という方が10人中9人でした。みんな考えることは同じなんですね(^^;

⇒ナチュラルドッグフード公式サイトはコチラ

 

まとめ

項目 ndf ナチュラルチョイス
主原料 ラム肉 チキン
特徴 低アレルゲン かさ増しアリ
カロリー 339kcal 370kcal
1日の価格 約118円 約86円

 

ndfはこんな子にオススメ

  • アレルギー・肌トラブルが多い
  • 肥満気味・太りやすい
  • できるだけ栄養価の高いフードが欲しい!

ナチュラルチョイスはこんな子にオススメ

  • チキンが大好き
  • 子犬~成長期のワンちゃん
  • できるだけ安く済ませたい!

 

いかがだったでしょうか?

ndfナチュラルドッグフードとナチュラルチョイスは、いずれも高品質なドッグフードです。

しかし、ワンちゃんにピッタリなほうを選んであげることで、毎日の食事もより健康につながるはずです。

 

どちらを選べばいいか分からない場合は、今回の内容をもとに選んでみてくださいね!

ちなみに、私のオススメはndfナチュラルドッグフードです^^

⇒ナチュラルドッグフード公式サイトはコチラ

 

 

犬飼先生犬飼先生

今回はここまで!やっぱりどちらも良いフードだね

トイくんトイくん

でも、それぞれの違いはよく分かったよ!先生のおかげです

犬飼先生犬飼先生

トイくんはいつも“ナチュラル”に褒めてくれるよね(泣)

トイくんトイくん

全然うまくないね・・・ナチュラルにスベったね

犬飼先生犬飼先生

(厳しいなぁ・・・)

 

 

 

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