「ホームセンターで安く売っていたから」
という理由でドッグフードを選んでいませんか?
ここではワンちゃんの健康を第一に考えた、トイプードルのドッグフードの選び方をまとめています。
是非ドッグフード選びの参考にしてみてください^^
それでは今日もトイくんと一緒に学んでいきましょう!
トイくんはどんなドッグフードが好きかな?
全部好きだけど・・・お肉たっぷりなのが好きー!
実はトイくんの好きなドッグフードと、健康に良いドッグフードの特徴は似ているんだよ
ドッグフードの種類を選ぼう
今ではドッグフードもたくさんの種類が販売されています。
一体どれを選べばいいのか分からなくなってしまいますよね(^^;
それでも、ワンちゃんの健康を考えると、自ずと選ぶべきドッグフードも見えてくるものです^^
ドライタイプのものを選ぼう!
ドッグフードには“カリカリ”と呼ばれるドライタイプと、缶詰で売られているウェットタイプのものがあります。
どちらが健康に良いかというと、断然ドライタイプです!
ウェットタイプのデメリット
ウェットタイプは犬が好むように味付けされていて、いわばワンちゃんにとっては“ごちそう”です。
しかし、腐りやすく日持ちしないため、保存料などの人口添加物が使用されていることも多いんですね。
また、ドライタイプとは違って柔らかいため、ウェットタイプだけを食べていてはアゴの力も弱ってしまいます。
味の濃いウェットタイプに慣れてしまうと、ドライタイプには戻れなくなる・・・というデメリットもあります。
ドライタイプのメリット
ドライタイプの場合は日持ちするので、含まれている人口添加物もウェットタイプより少ない傾向にあります(100%無添加のものもあります)
ウェットタイプよりも栄養価が高く、費用も抑えられるので、必ずドライタイプを選ぶようにしましょう^^
全年齢対応と年齢別のドッグフード
ドッグフードには全年齢対応のものと、「成犬用」「シニア用」と年齢別で売られているものがあります。
ここは賛否両論あるところですが、ドッグトレーナーや愛犬家が食べさせているのは“全年齢対応”のものです。
もちろんこれは理由があるんですね^^
犬の本来の生活を考えよう
犬は元々肉食動物で、毎日狩りを生活していた過去があります。
毎日の食事に“年齢別”という概念はなく、若い子からお年寄りのワンちゃんまで、みんな同じ物を食べていたはずです。
年齢ごとに違いがあるとすれば、それは“食べる量”です。
成長期にはいっぱい食べて、歳をとれば食べる量は減っていくものです。
ボクのご先祖様はみんな同じものを食べていたんだね
食べる量だけを調節して、みんな健康に暮らしていたんだよ
それじゃあ、なんで今はいっぱい年齢別のドッグフードがあるの?
年齢別のドッグフードが出回った理由
ここまでを踏まえると、1種類のドッグフードで食べる量を調節すれば、それで万事解決のはずです。
しかし、それでは“ドッグフードメーカーが困る”んですね(^^;
ワンちゃんも歳をとると、食べる量は減ります。
それと同時に、当然いつも食べているドッグフードの売れ行きも悪くなります。
そこでメーカーは「カロリーを抑えたシニア用」を販売することにしたのです。
歳をとったワンちゃんからも、しっかり利益を確保しよう・・・というわけですね(^^;
これが年齢別のドッグフードが出回るようになった理由と言われています。
選ぶべきは絶対に全年齢対応のフード
同じフードを食べていると、なにか体調に変化があったときにも、その原因がフード以外にあることがすぐに分かります。
逆に、年齢ごとにフードをコロコロ変えていては、フードのせいなのか、他の原因なのかが分からなくなってしまうんですね。
メーカー戦略に便乗する必要はありません。
しっかり栄養の取れる全年齢対応のドッグフードで、食べる量を調節すれば十分だと思います^^
フードがコロコロ変わると、ワンちゃんも戸惑いますし、下手をするとワガママになってしまう恐れもありますからね。
まずは全年齢対応のドライフードを選ぶのが大切です
はぁ~い!カリカリ大好きー!
じゃあ、次はドッグフードの原材料を見ていこうね!
ドッグフードの原材料はココを見よう!
ワンちゃんは10年以上も毎日同じものを口にします。
そのため、ドッグフードの中身がその子の寿命を左右すると言ってもいいと思います。
私も以前はパッケージや価格でドッグフードを選んでいましたが・・・どちらも愛犬の健康には関係ないことですよね(^^;
ましてや愛犬は自分で食べるものを選ぶことができないので、私たちがしっかりと選んであげなければいけません!
お肉たっぷりのものを選ぼう
本来肉食動物である犬にとって、最も必要なのは“動物性タンパク質”です。
そのため、動物性タンパク質がたっぷり摂れるチキンやラム肉が主原料のものを選ぶようにしましょう^^
なお、主原料はパッケージに記載されている原材料の1番上から3番目くらいのものを言います。
(原材料は量の多いものから記載するよう義務付けられています)
お肉たっぷりのメリット
犬の皮膚や被毛などを作っているのはタンパク質です。
そのため、タンパク質が不足すると、皮膚が荒れたり、毛並みが悪くなってしまいます。
特にトイプードルに多い“目やにや涙やけ”も、その原因の多くがタンパク質不足によるものです。
こうしたトラブルを未然に防ぐという意味でも、お肉たっぷりのドッグフードを選ぶのがオススメです^^
トイくんはチキンとラム肉どっちが好きかな?
ボクはチキンしか食べたことがないから分かんなぁーい
ワンちゃんのなかにはチキンにアレルギーを示す子もいるから、そういう子にはアレルギーになりにくいラム肉がオススメなんだよ!
(ラム肉・・・おいしそう♪)
穀物不使用のものを選ぼう
腸の短い犬にとって、穀物は消化しづらいものです。
また、穀物はアレルギーの原因になりやすいことでも知られています。
特にトイプードルはアレルギー体質の子が多いので、以下のような穀物が含まれているドッグフードは避けるのが無難です。
- 小麦
- トウモロコシ
- 大豆
安価なドッグフードには要注意!
市販のフードのなかには、こうした穀物を主原料にしているものもたくさんあります。
それも穀物を使用している理由は、決して健康に良いからではなく、ただ“原価が安いから”です。
品質勝負の海外とは違って、国内ではまだまだ“価格勝負”の側面が強い印象です。
特に穀物メインのフードには気をつけたいところですね(^^;
※今では穀物不使用(グレインフリー)のドッグフードもいくつか販売されています
100%無添加のものを選ぼう
ドッグフードに含まれる人口添加物は、百害あって一利なしです。
しかし、今でも多くのドッグフードに含まれているので、ここも注意深く原材料を確認しなければいけません。
危険な添加物一覧
- エトキシキン、BHA、BHT(酸化防止剤)
- 赤色○○号、青色○○号(着色料)
- ソルビトール、ビートパルプ、コーンシロップ(甘味料)
- プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、没食子酸プロピル(保存料)
こうした添加物のなかには発ガン性が認められているものや、マウスを使った実験で臓器異常が見られたものもあります。
ヒトの食品への添加が認められていないものも多いので、必ずこれらの添加物は避けるようにしましょう。
ヒューマングレードの製品にハズレはない
“ヒューマングレード”という言葉はご存知でしょうか?
これは「人間でも食べられるレベルの食材のみを使用している」ことを表したものです。
つまり、ヒューマングレードのものを選べば、
自ずと人口添加物や4Dミートと呼ばれる粗悪な原材料を避けることができる
ということなんですね^^
なぜなら、こうしたものは我々人間は決して食べられるレベルではないからです!
※4Dミート・・・死んだ、死にかけの、病気の、負傷した動物のお肉
トイくん、ここまでは理解できたかな?
ちょっと頭がパンク・・・しそう・・・です。
それじゃ最後に整理しておさらいしようか
まとめ(ドッグフード選びのポイント)
- ドライタイプ
- 全年齢対応
- お肉たっぷり(主原料に注目)
- 穀物不使用
- 人口添加物ゼロ
- ヒューマングレード
すごく長くなってしまいましたが・・・いかがだったでしょうか?
ここで紹介したドッグフード選びの条件は、決して私個人の意見ではなく、今では愛犬家の常識になりつつあるものです。
ワンちゃんの健康を一番に考えたときには、いずれもハズせないポイントです。
決してパッケージや価格が犬の健康を左右するわけではないので、是非これらを参考にフードを選んでみてくださいね^^
※どのドッグフードが良いか分からない方は、以下の記事も参考にしてみてください^^
⇒ トイプードルにおすすめの100%無添加ドッグフードランキング